
今任理論に基づきセンター軸・体軸・基軸や拇趾丘の使い方に注意をして振っていくことでただ腕を振る、ボールを投げるという運動だけでなく全身(下半身を含めて)を使った回転運動を身に付けることができる。

動作は足の裏(拇趾丘)からはじまり、リリースの瞬間にはボールに全体重を乗せて、エネルギーを爆発させることが理想である。そのためには、体全体のしなりと、腕のしなり、そして「なげる〜ん」のしなりを連動させ、そのしなりの助けを借りて振り込むと、一層のキレスピードを生み、筋肉がアップし、コントロールも安定する。

・一人で練習ができる(自宅での個人練習の際、キャッチボールの相手は要らない)
・室内で出来る(雨の日の練習に最適。梅雨時の投げ込み不足の解消に役立つ)
・自分でフォームのチェックができる

・重過ぎるとヒジ肩に負荷がかかる
・軽すぎると肩が抜けるような感覚になる

【タオルの場合】
・軽くて、垂れるのでトップのチェックが出来ない
・リリースの瞬間の音が鈍い
・リリース時に外旋してしまう(内旋すること:小指が上を向くことが大切である)

投げる(腕を振る)動作に必要な筋肉を鍛え、関節を強化することができる。また、2種類のしなり特に”戻り”のしなりがインナーマッスルに過度なストレスがかかることを保護してくれる。